日本国民が待ち望んでいるゴキゲンフェス、もう二十日をきっております。
このゴキゲンフェスの演目、エアリアルについて、主催の一人であるアイさんがイベントページに投稿してくれました。それもそのまま載せますので、ぜひお読みください。
ゴキゲンよう。あいの方のハヤシです。
今日は #ゴキゲンフェス 1時間目の【サーカス エアリアル】について紹介させて頂きます。
出演してくださる長谷川愛実さんは、ゴキゲンフェスが開催される三豊市ご出身のエアリアルパフォーマーです。
皆さんは【エアリアル】ってご存知でしたか?
実は失礼ながら、私は【エアリアル】という演目があることを知りませんでした。
【エアリアル】とは、サーカスや大道芸で行われる空中演技の演目のこと。
使われる道具によって呼称が変わります。
【エアリアル】の中でも、天井からつるした布(ティシュー)をつかうことによって地上約10メートルもの高さで演技をする空中パフォーマンスのことを《エアリアルティシュー》、天井から吊るしたワイヤーに装着した金属製の輪(リング)でおこなう空中パフォーマンスのことを《エアリアルリング》といいます。
長谷川愛実さんはこの2つのエアリアルを中心に、エアリアルパフォーマーとして舞台やアーティストのコンサートなどに出演されたり、「シルク・ドゥ・ソレイユ」の登録キャストメンバーとしても活躍されています。
また6歳の頃から新体操を、それと並行してクラシックバレエもされていました。
その時所属されていたのが「エンジェルRGカガワ日中」という有名なクラブで、今もオリンピック強化指定選手が所属している強豪クラブです。
長谷川愛実さんも全国大会で入賞されるなど、素晴らしい成績を残されています。
きっとたくさん努力されたんだと思います。
ただ残念ながら、膝の怪我が原因で新体操を引退されました。
怪我がなければオリンピックに出場していたかもしれない。
オリンピックも目指せるほどの位置にいて、ご自身も出場を夢見て頑張ってきたでしように怪我で諦めなければならなかった。
きっとその悔しさは想像以上のものだと思います。
でも長谷川愛実さんの凄いところは、そこで全てを投げやりにしてしまうのではなく、次の目標を見つけ、フランスの舞踊学校に研修に行かれるなどし バレエダンサーの道を目指したところです。
ただ バレエ漬けの日々を送る中で、やっぱりもっと身体能力を生かせることがやりたいと思うようになったそうです。
そこで思い出したのが、小学生の時に見た、に シルク・ドゥ・ソレイユのショー《エアリアルティシュー》の演目。
ある記事でみたのですが、
シルク・ドゥ・ソレイユを見た時、感動して、
「大きくなったらこういうことやりたい!」
と思ったそうです。
これ!
この感覚!
思い出してください。
皆さんにも子供の頃、何かを見た時に「凄い!私もやってみたい!」って思うものがあったはず。
いや、大人になった今でも。
長谷川愛実さんの今があるのは、小学校の頃にすでにエアリアルに出会えていたから。
もちろん、新体操やバレエを小さい頃からずっと頑張ってこられたことも今に繋がってる。
それはそんな経験をご両親がやらせてあげたから。
子どもを信じ、主体的に応援する。
ゴキゲンフェスのスローガンはまさに、
【やってみよう。やらせてあげよう。大丈夫。】
いろんなものを見て、感じて、感性を開くことは自分の可能性を広げてくれる。
そしてそんな経験が、何か困難にぶつかった時、心折れそうになった時、そこからまた別の夢や目標を見つけて頑張れることに繋がったりする。
私は ゴキゲンフェスに来てくれた方が これからの人生の中で、こんなふうに少しでもゴキゲンフェスで感じたことを思い出してくれて、その時にゴキゲンな選択をしてくれたら嬉しいし、きっとそうなれると思っています。
そして、ゴキゲンフェス 1時間目【サーカス エアリアル】では、瀬戸内サーカスファクトリー代表の田中未知子さんのお話もきけます。
田中未知子さんは、北海道ご出身で、瀬戸内国際芸術祭に関わるお仕事で初めて香川を訪れた際に、豊かな文化や風土に魅了され、「ここで現代サーカスを広める活動をしたい!」と香川に移住されたとのこと。
「地方でこそ、面白い文化や表現は生まれうる」
「個性」は人にばかりでなく、地域それぞれにあるから、人+地域の個性が合体すれば、それこそ無限大の表現の可能性が生まれるはず。
そんな想いで香川に移住して、「瀬戸内サーカスファクトリー」という現代サーカスの創作プロデュース集団を立ち上げられたそうです。
香川県民としては嬉しい限りですね。
これをある記事で見て、田中未知子さんのお話をきけるのがますます楽しみになりました。
皆さまも是非ゴキゲンフェスに参加して、香川の魅力と共に、自分の夢や目標に向かって挑戦し 表現されてる方々から、何かを感じとって貰えたら嬉しいです。
だから、来てね!
実は演者である長谷川さんにボクらは会ったことないんです。ボクが田中さんと何度かお会いしただけなんです。でもちゃんと調べて、こうやって書いてくれました。アイありがとね。
きっと最高の日になります。
だから、来てね!