ロジカルシンキングって聞いたことありますか?
ロジカルシンキング=論理的思考
つまり論理的に物事を考えるってことです。理にかなった考え方をする、それを順序良く組み立てていく。そんな感じです。
でも、論理的に意見を発するってのは、実はかなり理解されません。一番分かりやすいのは、子どもに対する例で説明出来るかと思います。
勉強しなさい。
勉強は出来ないよりは出来た方がいいに決まっています。それは将来社会に出たときに役立ったり、自分がめっちゃ行きたい高校が出てきたときに、成績がいい方が当然入りやすかったりするからです。
あなたのためなのよ。
非常に論理的な思考です。子どもたちが将来より良い人生を歩みやすくなるためには、勉強していた方がいいのです。
でも、それはそう簡単には理解されません。いや、理解はちょっと出来るのですが、それは自分のこととして行動を起こす原因にはならない場合が多いのです。むしろ、自分で勉強しなければいけないことはわかっているけど、親からそう言われるとちょっとイラッとしたりもしてしまうのです。
ボクもちょっとだけそうでした。親はそんなに勉強しなさいとは言わなかったけど、言われたときはちょっと反骨精神が出てきていました。そんなんわかっとるわ!ってね。
人は論理では動かない。
人は感情で動きます。
人は損得で動き、好き嫌いで動きます。好き嫌いは当然感情の賜物ってのは分かってもらえると思いますが、一見一番論理的で合理的な損得に関しても、実は論理的思考だけではありません。
面倒臭いって感情が入ってきます。
損得だけで考えるなら当然選ぶべきモノが、その得をするまでの道が長かったり難しかったりすると、感情が優先されだすんですね。それもう手間かかるからやりたくねえよって。
だから、論理的思考よりも、感情を優先としたシナリオを築いていくべきなんです。これからの商売はそうするべきだと思います。
楽しいことや嬉しいこと、面白いことを基準に選んでいく。結果、ちゃんと利益が出る仕組みを創る。そんな感じです。
でね、こっからがこのblogで言いたかったこと。今書いてて、ここまでの論理的組み立てがなんかうまくいかなかったなぁと反省しつつも、今日一番言いたかったこと。
感情を軸としたシナリオを、論理的に構築していくのです。
ボクがどんなことを想ってて、
あなたにもそんなことを想ってほしい。
ボクはあなたを好きだから
あなたにもボクを好きになってほしい。
人によって思っていることはそれぞれだと思いますが、感情がうまく伝わるように、そして受けれるように、論理的に組み立てていく必要があるのです。ただただ伝えたいと思っているだけでは、真意は得てして伝わりづらいものなです。
共感される人は、実は論理的。
ただ、ロジカルに考えているのではなく、感情の表現が実に論理的なのです。非常に伝わりやすい表現方法や行動をとっているのです。
だから、ロジカルシンキングは必要なのです。