まいどゴキゲンです。
このblogは、頑張りすぎる人やなかなか素の自分を晒すことができなくて悩んでしまってる人に向けて書いてるblogです。毎日充実してるけど、そんなネガティブな人が少なくなればいいなって思ってる人も見てくれたらもちろん嬉しいです。(みんなをゴキゲンにしたいので協力してくださいね)
さて、今日はビッグファイブについて書いていきます。と言っても、ビートたけし、タモリ、明石家さんま、所ジョージ、加藤剛の芸能人ビッグファイブのことではありません。これは、世界で最も信憑性のある性格分析のことで、世界中で活用されている大変優れた性格判断手法のことです。
ということで、今日はこの5つの性格傾向、さらそれをどうしたら自分で自分をゴキゲンに出来るかも書いていきますね。
ビッグ・ファイブ 5つの因子
①内向性⇔外向性
外向性が高い人は人見知りせず誰でも気さくに話かけれるとか、好奇心や冒険心も高く、いい想像する力も高い人です。人や物に対する興味がたくさんあるといってもいいと思います。それが高すぎると無秩序に陥ったりなんでもかんでも無謀に飛び込んだりもする人にもなります。積極的過ぎると痛い目にも合いますもんね。
逆に外交性が低い人、つまり内向的な人は気後れしたり臆病になったりする人です。こういう人はチャレンジすることが苦手です。そのために、しっかり対策を取ろうとするため計画が上手だったり、準備に余念がないなど、もちろんいい面もあります。
外向性を適度なバランスにするために
イメージ出来るかもしれませんが、絶妙なラインは少し外交的よりだとボクは思っています。内向的過ぎるといわゆるネガティブ傾向になるので、ゴキゲンな選択をすることができません。
また、上にも書いているように、偏り過ぎるのも問題なのです。向こう見ず過ぎたらブレーキのない車のようなもので目の前に崖があるのに突っ込んでしまいます。そしてもちろん内向的過ぎると何一つ行動することができません。
で、いいバランスになるために必要なことは、ゴキゲン思考の観点から見ると、「人生を愛する」というワードを思い出してほしいと思います。人生を愛するとは、過去を受け入れて未来を信じて今を歩むこと。内向的な人はどうしても心配や不安が大きくなっていまが、それはそれでいいことなんです。ネガティブな感情は自分を大きな危険から救ってくれるから。とすると、適度な外向性を身につけるには、未来を信じて勇気を出して前に進むしかないのです。それが出来たら苦労しないと言う方もいるかもしれませんが、ホントそれしかないのです。(でも、それが行き過ぎるとこれまたダメなんです)
外交的過ぎる人は、今までに痛い目に合ってるはずでから、もうちょい計画して安全にいくのがいいかと思います(笑)
②協調性
協調性が低い人は、人と何かを一緒にすることが得意ではありません。、むしろそれをすることにしんどさを感じてしまいます。また、人に頼ることをしないため孤立することも多くなってしまいます。人は一人で生きていけるものではないので、協調性が低いのはどうにかして改善するのが必要不可欠です。人を信じないことにもつながって、「信じることができる」という一つの幸せを失うことにもなってしまうのです。
逆に、協調性が高すぎると相手に合わせすぎてしまって、自分自身の本当の気持ちを表現できないことからどんどん疲弊していきます。これもかなり辛いことですよね。精神的に参るのはおそらく低協調性よりも高協調性の方なのではないでしょうか?
協調性を適度なバランスにするために
この協調性も適度なバランスは少し高協調性気味のところです。適度なバランスでいることは、自分も大切にして相手も大切にしているのでより良い未来を築くことが出来やすいのです。前述しましたが、人は必ず支え合って生きています。ならば自分も相手も両方とも大切にした方が絶対にいいのです。
これにピッタリだと思う言葉は、「大切なことは大切なことを大切にすること」だと思います。自分も大切で相手も大切。ならばどう考えるのがいいかというと、思考の主語を「私たち」にするんです。自分だけがよくなろうと思わずに、自分を犠牲にしてでも相手のためになんて思わずに、いつも主語は「私たち」。これは日頃からそう考えるトレーニングをしていればその視点を持てる、まずはその視点から物事を考えることができるようになります。(トレーニングは、毎朝「いつも私たちから考える」と宣言するだけでもいいです)※もちろんどうしても「私」しか考えれない場合もちゃんとあります。
③統御性・勤勉性
統御:全体をまとめて支配すること。思い通りに扱うこと。
根気がなかったりやる気がないと何かを成し遂げることは出来ないです。すぐに諦めたり何もしなかったりしたら、充実感も満足感も感動も何も感じることが出来ないんですよね。空虚とでもいいましょうか。生きてる喜びを感じることが全く出来ないのがこの非統御的傾向の人なんです。
逆に、統御的過ぎると強迫観念やべき思考でそれはそれで逆にしんどくなってしまうんです。「絶対やらなきゃ」という思考は辛いんです。
統御性を適度なバランスに保つために
そもそもやる気がでないのはやりたいことをやってないからなんですよね。だから、まずはやりたいことをちゃんとやるのがいいと思います。それで日常の気持ちは随分変わってきますから。でも、いつもいつも好きなことは出来ないですよね。そんな時の解決法は2つ。
やりたくなくてやらなくてもいいことはやらないこと。これが一つですね。これはめっちゃ当たり前のことなんですけど出来てないことが多いです。今一度考えて、やらなくてもいいことはやらなくていいんです。
やりたくないけどやらなければいけないことは、「好き」を組み合わせるか、それをやり終えた後の楽しい快適な生活を「想像」するかです。この想像力を膨らますことができれば、やりたくないことでも、やり終えた後の爽快感やノビノビ感のイメージでその時を乗り越えることが出来ます。
べき思考や強迫観念に囚われてしまう人は、出来なくてもそれでいい、という考え方をちょっとだけでも身につけてほしいと思います。もちろんこれは囚われすぎてる人の話で、一般的な人はもっと頑張ったらいいと思います(笑)囚われすぎて辛い人の話ですね。
④情緒安定性
何か一つでも気になることがあると夜全く眠れないとか、そんなに大した場面でもないのにすごく緊張してしまうとか。細かいことが気になる人も情緒が安定しているとは言えないです。当然そんな人は快適に暮らしていくことは出来ません。不安や心配、緊張の多すぎる人生は本当に辛いものだと思います。またこういう人はこのネガティブが新たなネガティブを連れてきます。「なんでこんなに心配性なんだろう」「なんでこんなに不安がとれないのだろう」とネガティブを深く長くしてしまうのです。
情緒が安定し過ぎているのも考えものです。安定しすぎていると、確かに不安や心配はないかもしれないですが、それと同時に感動や満足、充足などのプラスの感情を味わうことも出来ません。それはなんの楽しみもない人生になるとは思いませんか?また、人の悩みなどに共感することも出来ずに、誰かとの繋がりに対する安心感や感謝の気持ちの気持ちを心に溢れさすことも出来ません。「ありがとうは言われるよりもここから言える方が幸せ」というゴキゲン思考における大切なゴキゲン要素もないということになり、当然人生を楽しめなくなってしまいます。
適切な情緒安定を手に入れるために
細かいことは気にするな、それワカチコワカチコというよく分からない言葉で一斉を風靡した芸人さんがいましたね。もう名前も忘れた、と書いていたら書いてるうちに思い出しました。ゆってぃーですね。そこまで面白い人ではありませんでしたが、言ってることはすごくそのとおりだと思います。気にするな、と言われても気にするとは思いますが、ほんの少しでもいいから気にしないように心がけてください。
また、「気にしてもいいよね」と心に思うことも効果的です。「ネガティブでもいいよね」と思えたらそれはいい感じのポジティブです。これもゴキゲン思考の大切な要素ですから、こんな風に思ってもらっても大丈夫です。
⑤開放性
保守的過ぎる人は自分の信じるもの以外を受け入れることが出来ない頑固ものです。もちろん適切な頑固さは軸がある素晴らしい人間となりますが、あまりにも頑固過ぎるのは人の言うことも聞かず新しいものを受け入れることも出来ず、完全に自分オンリーの世界となってしまいます。本人にとってはいいのかもしれないですが、周りはきっと離れていくことでしょう。自分、不器用ですから、と自覚があればまだしも、「過ぎる」人はそこに気づくことも出来ません。おそらく人とのつながりのない寂しい人生を送るでしょう。
また反対として、開放的過ぎてもダメなんです。何をやってもオールオッケーでは秩序を保つことが出来ません。行き過ぎた逸脱は常識を覆すのはいいとして時に良識もぶち壊してしまいます。良識のない人は人の信頼を得ることが出来ず孤立無援となってしまいます。人の助けを得ることが出来ないことから自分がやりたいことも出来なくなってしまうでしょう。
適切な開放性を身につけるために
これは本当に、「人の話に耳を傾ける」に尽きるのではないでしょうか?保守的な人も開放的な人も、ちゃんと人の話に耳を傾けてその意見を尊重する。まずはここからがスタートだと思います。人の話を聞き、そして未来を想像し今をいく。それが適切な開放性を身につけるのに必要なことだと思います。
相談からの応え
ケース① グパナシさん
このblogをLINE@で先行配信したところこんな返信が届きました。正直この明確の答えをもっていませんがなんとか応えようと思います。
情緒安定性で左マックス、つまりかなり神経質になるということなので、一つの解決策としては、小さいことが気にしない人だらけの環境に飛び込んでみるのがいいと思います。で、そこで旅ですね。オススメはインド。インドで1週間ほど滞在するのがいいかと。
まあこれは聞いた話(ある学校の先生から)ですが、インド旅行するとものすごく価値観が変わるようです。なんて言えばいいですかね。とにかくきっちりしていないそうなんですよ。
リンクさせていただきましたが、こんな感じです。こんな人たちの中にいればきっと意識は変わると思います。気分転換のためにインド旅行はいかがでしょうか?(大マジです)
インドは例えの一つですが、とにかく「違う価値観を体験する」はきっと自分にとってプラスになります。だからいろんな体験をしてみてください。違う価値観に触れて新しい自分を発見してください。
あ、そうですね、違う体験もいいですけど、「何も考えない時間」をとるのもいいと思います。ほげーっとする時間ですね。かっこいい言葉に置き換えると「マインドフルネス」です。マインドフルネスに関してはこの本がオススメ。一読の価値があるので、これを読んでいただき実践してほしいと思います。
マインドフルネスの本はたくさんありますが、この本を読んでおけばもう十分です。短い文章ですけど無駄がないのでホント必読の一冊です。マインドフルネスに関してはボクが語るよりこの吉田昌生さんの本を読んでおけば大丈夫です。ボクもこれを機に読み返しますね。
さらには、やはりゴキゲン思考で大切な、「ネガティブでいいと思えたらそれはポジティブ」です。出来なくてもいいよねって軽くでいいから思えたらほんの少しは楽になりますから。
あ、そうですね、もう一つは自分中心で考えすぎないことです。自分中心でなく、もっと大きな視点で自分を客観的にみたら神経質であることはホント些細なことになります。地球生命体の一つと考えてもいいし、宇宙規模で考えてもいい。集という個で考えるもの全然オッケーです。そう考えると私の悩みはちっぽけかもねって。宇宙規模でかんがえたら そんな感じです。
どちらもマックスに揺れてしまうともありましたが、ここももう少し広く考えてみると、もしかしたらそんなに両極端なな話ではないかもしれません。自分の思考の癖として、物事を極端に見てしまってるかもしれないからです。左右に大きくぶれてるっていうのも自分の主観で自分の考えている世界の範囲であって、冷静に冷静に客観的に考えると実はまだまだいいバランスのところを行き来してるもかもしれません。
もしかしたら何の回答にもなっていないかもしれないですが、ボクはこんなことを思いました。これを見てほんの少しでもいいからゴキゲンになってもらえると嬉しいです。ということで是非インドへ旅行に行ってみてください(笑)
ものすごい深刻な悩みなのかもしれないですけど、あえてこんな感じで締めくくりますね。
ケース② 大阪で生まれてない女やさかいさん
簡単にまとめるとこんな相談が来ました。
まず一番に言いたいことは、めっちゃいい感じで子育てをしてるんだなあと感じたことです。ボクが最近思うのは、「悔しいという気持ちを知ってもらうにはどうしたらいいのだろう?」てことなんです。悔しさを知ることは成長の原動力の一つ。今よりも高みにいきたいと願い行動し成長するってめっちゃいいなって思ってるんですよね。で、どうやったらこれを教えることができるのだろうって思ってますが、その方法を見出すことが出来てないです。でも、大阪で生まれなかった女やさかいさん(以下サカイさん)はそれがナチュラルに出来ているので素晴らしいと思います。
相談は、結果が出ないから嘆いているってから気持ちをゴキゲンにしてあげたいってことなんですが、これは本当に難しい問題だと思います。
これ、頑張っている子に、「頑張っている姿を見せてくれてありがとう」とだけ言うのはなんかちょっと違うんですよね。頑張っているからそれだけで嬉しいという言葉だけを本当に頑張ってる子どもにかけるのは、ボクは全然期待されてないのか、と思い込んでしまう可能性があるからです。気にかけてくれないピグマリオン効果(期待されると結果を出しやすい)という観点からみても、それだけをいうのは少し違うのです。
頑張ってる姿をみれるのは嬉しいことを伝えると同時に、やはりプラスαが必要です。
例えば、どうして成果が出ないのかを一緒に考えてあげること。一緒に悩んであげること。それが伝わるだけで相手の気持ちは違うと思います。それで、「一緒に考えてくれてるお母さんにも応えたい」という気持ちが出てくるんじゃないかと。「応えたい」の気持ちは心豊かな成長への原動力。これを育むことが出来れば結果的に将来人から信頼される子になるんじゃないかと思います。
また、今はフォーカスが「結果」にしか向いていない状態です。部活でいうなら「相手に勝つこと」になってる感じです。このモノの見方を少し変えて、「昨日の自分」をライバルに考えるのがいいのかと。昨日出来なかったことが出来るようになれば一歩前進で昨日の自分に勝ったことになるし、確実に成長していることになります。だからフォーカスを「結果」ではなく「成長」に目を向けれるようになればまた気持ちが少し変わると思います。
もちろん勝ち負けがある世界ではなかなかそれを思うことは出来ないです。それはボクも部活でも経験したし学力テストでも経験しました。でも、出来ないことが出来るようになるって喜びで、分からなかったことが分かるようになるのは快感です。結果だけにフォーカスしてしまうとその喜びを感じることができなくなるので、「モノの見方」をちょっとだけ変えてみるのは本当にオススメです。
サカイさんの長男さんは、上記の③統御性が少し高いと思われるので、多少は出来なくてもいいと思える心を持てるのもいいとは思うんですけど、悔しいう気持ち、やり遂げたい心は素晴らしいと思うので、結果を出したいけど出せずに悩んでいるという状況で深刻に悩んでいる状態でなければ、やはり昨日の自分をライバルにする、という考え方がいいのではないかと思います。
ぶっちゃけ、お母さんにとっては悩みかもしれないけど、この経験はきっとプラスになるボクは思っています。人間誰しも何かのナンバーワンになりたくてなれなくて、自分らしさを見つけていきますから。
まとめ
キーワードは「バランス」ですね!
結局、適度なバランスが大事。って頭ではわかってるのですが、じゃあ自分や大切な人がゴキゲンでいられるバランスって? それも人それぞれやろうし、同じ人でもその日によって違うやろうし、自分の理想とする「適度さ」が実は自分を偽らせていて、理想に近づきたい!って意識すればするほど、しんどくなったりして・・・
やっぱり私は、「べき思考」が強いのかな?って。でも、そこで目に止まったのが、やっぱり
「出来なくてもそれでいい」でした。
よっぽどネガティブになってて、ポジティブな言葉がしんどくなる時は、「出来なくてもそれでいい」って思う自分が許せないっていうか、モヤモヤしてしまう時もあるけど、それこそ、そんな時もあってもいいんだよね?って気付くのを忘れてました。
ほんとはそんな自分は好きではないから、まだ全部受け入れることはできないけど、「あ、私、今の私好きでないんやー」とか「今は自分を受け入れてないんやー」って外から?自分を見ることで、だいぶ一呼吸おけるようになりました。
こんな感想をいただきました。ずっとゴキゲン思考に触れてくれている人からのメッセージです。(ビッグファイブ分かりやすかったとの感想もいただいてますが省いてます)
そうなんですよね、自分で幸せと思えるバランスは人によって違うし日によっても違います。だから自分のことも分からないし人のこともやっぱり分かりません。
この人と同じようにみんな揺れます。だから大切なことはそれに「気づくこと」。自分は今理想の状態でないと気づき、その揺れを正常な位置に戻すこと。
この人はたくさんゴキゲン思考に触れることで自分の状態に早く気付けるようになりました(たぶんボクのおかげと思っておく)普段からこんな思考に触れていると自分で自分をゴキゲンに導きやすくなります。そして緩やかに豊かになっていけるのです。
8000字オーバーのこのblogで言いたかったことは、自分の状態に気づき、そして自分で元に戻してみようってことでした。そのために知識を得ておくのはとってもいいことなんですよね。普段からゴキゲンな人は知識なんて逆にいらないのですが、そうでないネガティブ思考が多い人はある程度知識を経て、自分の心の状態に気づきそれを自分で矯正するのが一番いいのです。
ネガティブになってしんどい時に一番してほしいことは、そこから抜けるために何かをするってことです。当たり前中の当たり前なんですけど、この最も大事なことをしないまま時が流れることが多いのです。
とりあえずなんかやる。
シンプルですが、マジそれなんです。#朝ゴキゲン— ゴキゲンさん🌙 (@sentakugokigen) December 8, 2019
この「何か」ってのが、今の自分の心の状態を理解し、ゴキゲンを選択することなんです。そのために思考をゴキゲンにするんです。
とまあ、大変長いblogとなってしましまいましたが、このblogで言いたかったことをまとめるそんなことでした。まとめにもってこいのメッセージをもらえて助かりました。ありがとね。
では、ゴキゲンで。
そしてこんに長いblog最後までみてもらって本当にありがとう。
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