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子供への伝え方 〜タジスとチョチョリーナの話から〜

ボクの知り合いから聞いた話をしよう。

ボクの知り合いとは、タジスという父親とチョチョリーナというタジスの娘だ。話を聞いてそれってどうなんって思ったことがあるので是非読んでほしい。ちなみに、タジスとは瓦ジスタをモジッたものではなく、チョチョリーナは瓦ジスタの長女の話ではない。断じてない。絶対ない。

 

タジス(以下瓦ジスタ)「チョチョリーナ、おかえり」

 

チョチョリーナ(以下長女)「ただいまー」

 

長女「ダディ、ちょっと聞いてくれる?」

 

瓦ジスタ「なんだね、チョチョリーナ?」

 

長女「今日学校でな、長い話を聞いてきたんよ。それがな、出来ちゃった結婚の話でな、ほんで出来ちゃった結婚したら遊びたい時に遊べんし、なんちゃやってきてないからご飯作るのとか面倒くさくて、まともな生活出来ないようになる、だから普段からご飯作るようにしなさい。みたいな話を1時間半くらい聞かされたんよ」

 

瓦ジスタ「長いなそれは。で、それは結局何を言いたかった話なん?できちゃった結婚をしたらいかんて話?普段からご飯作るようにせえよって話?」

 

長女「普段からご飯の手伝いをしなさいって話やと思う」

 

瓦ジスタ「そっか。で、ご飯の手伝いをしようって思った?」

 

長女「うーん、あんまり」

 

長女「今これしてなかったら大変なことになるよって話ばっかりやった」

 

瓦ジスタ「そっかー。チチ的にもイマイチな話のような気がするな〜」

 

そんな話を娘からされた。

 

いや違う、タジスから聞いた。あくまでタジスとチョチョリーナの話だ。ま、そういうことにしておけ。

 

チョチョリーナの話では、あくまでこの話はもっと家で積極的に手伝いをしなさいってことを促したかった講演らしい。でもおそらくそれは1ミクロンも伝わってはいない。なぜなら、不安を煽るような言葉しか発していないからだ。いや、この話では不安を煽ってさえいない。出来ちゃった結婚とご飯を作ることが上手くリンクしていないのだから。

 

中学生に自主的に家の手伝いをしてほしいと願うのなら、それをやっておかないととんでもないことになるよ?では伝わらない。それも言うべきことかもしれないが、断じて不安を煽ることはメインではないと思う。そもそも中学生とは義務的なことに反発したい年頃だ。そんな年齢の人間にあれをやれこれはダメという伝え方では逆効果とさえ思う。

 

 

 

料理ってめっちゃ楽しいんだ!

料理を作ってめっちゃ喜んでくれたんだ!

手伝ってくれるってめっちゃ嬉しかったんだ!

 

 

 

楽しめて、喜んでくれて、嬉しかったんだ。

 

それを伝えるのがもっとも大事なことなんだと思う。

少なくてもボクはそう思うし、そんな話を娘に聞かせてあげたい。

 

〜しなければいけないと伝えるのではなく、〜してみたいというやってみたいという心を引き出すような伝え方が望ましいのでないかと思う。楽しいを伝えれば「自己実現」につながり、喜んでくれるを伝えれば「貢献の幸せ」につながり、嬉しいは「満足や感動」につながっていく。そういうことを伝えるのは本当に大事だと思う。もちろん不安を煽る伝え方よりも全然そっちの方が難しい。でも、やってみたいという心を引き出すような伝え方を諦めてはいけない。

 

 

タジスとチョチョリーナの話から思ったことは、概ねそんなことだった。そして、チョチョリーナがそんな話を自分からマシンガントークしてくれるのが、タジスは心の底から嬉しかったりする。

 

さあ、あなたは今ゴキゲンかい?

 

 

 

※チョチョリーナで画像検索してみたらとんでもないものばかり出てきた。面白そうなのがあれば載せようって思ってたんだけど、自主規制しておくとする。だから可愛い写真を載せておく。

少しでもあなたの役に立てますように。

 

さあ、自分の人生を愛そう。