最近Facebookのタイムラインにアレが出てくる。
ってやつです。
あなたもFacebookをしていたらたまに出てくるのかもしれない。
で、ボクはこの時期結構多い。
理由はちゃんとあって、ボクは4年前に今頃(9月下旬)に高校の時の同窓会をしようイベントをFacebookで立ち上げたからだ。
これはボクが過ごした高校。今見ればノスタルジーのあるめっちゃお洒落な学校だ。(もちろん当時は全くそんなこと思っていない)
この写真は同窓会の時からFacebookで仲良くさせてもらってる大西くんからもらったもの。高校時は存在すら知らなかった人だ。
ボクの高校の同級生は450人くらいいる。だから部活動やクラスが違うかったりで接点のあまりない人は話したことはない。
そしてボクは知る人ぞ知るシャイなあんちくしょうだった。部活の友達以外とそんなに話した記憶はない。クラスメイトすら一度も話したことがない人もいた。あと、あまり話はしないしリーゼントぽかったので?まあまあ怖いと思われていたようだ。ただのシャイやのに。
でも高校の時彼女はいない←不満
今思い出してきたけど、その時ボクは感想を求められて、めっちゃ恥ずかしそうに「う。嬉しいです。」と答えた。いや、素直に嬉しかったからそう答えたのだけど、なぜかその受け答えでめっちゃ笑われた。なぜかは分からないけど…。
話がそれた。
ただの自慢になってしまった。(ちょっと不満も)
同窓会をしようって手を挙げた時、仲のいい友達にもびっくりされた。お前がそれをするの???って。そう、ボクはそんなことを率先してするタイプではなかった。でもその頃のボクはありえないほどポジティブで、やろうと思ったことはすぐやる人間だった。そしてこんなこと(代表幹事)も自分からできる人間になっていた。
でも、前途多難だった。
なぜかというと、シンプルに高校の時の友達が少なかったからだ。だから、ボクはただハガキを出して、やりますよ〜ではそんなに集まらないと思った。誰やねん?みたいな奴が幹事をしても、そうそう行こうとは思わないと思ったからだ。
そこで考えたのが、Facebookだった。イベントページを立ち上げてそこに毎日投稿しようと思った。当時を思い出したり、今のボクの状況を伝えることで何かが変わるかなって思ったからだ。
そこから3ヶ月半、毎日投稿した。
このイベントページを立ち上げた時、ボクの高校の同窓生Facebook友達は3人くらいだった。でもその友達のひとり、林貴史という人間がありえないくらい多くの同級生とつながっていたので、そのイベントページに招待することが出来た。(林貴史がいなかったら相当やばいことになっていただろうなぁ。)
同窓会にたくさんの人に来てもらって、いい時間を共有したかったから毎日投稿した。
すると、少しずつ距離が縮まっていくのを感じた。当時話したことない人からコメント来たりしたからだ。
マジでこの3ヶ月半は睡眠時間が異常なほど少なかった。ほぼ毎晩Facebookに向き合った。コメントには出来るだけ早い返信を心がけ、投稿はみんなが面白がってくれるネタをずっと探してた。
多くの人に心配された。いつ寝てるの?って。
いや、その時は勝手に使命感に駆られていたので全然苦じゃなかった。それよりもみんなとの距離感が縮まっていくことの方が嬉しかった。
なぜそんなにやったかというと、ボクがこのページで最初の頃投稿した内容を見てもらえれば分かると思う。
Thank you for being with me
僕らは同じ時を過ごしてきました。
400人を超えるという、たくさんの人たちと。
仲のよかった人がいます。
ちょっとだけしゃべったかな?っていう人がいます。
今でも全然分からない人だっています。
それでもね、このページを作ってから思ったコトがあるんです。それは
『たった一人でも欠けていたら、今の僕らはなかった。』
もし、たった一人でも欠けていたら、今とは全然違った世界になっていたと思うんです。
あなたが話した言葉
あなたがとった行動
あなたがうれしかった出会い
あなたがつらかった別れ
振り絞った勇気
したくなかった経験・・・
ほんの些細な事柄でも、その瞬間の一つ一つが交差して、そして積み重なって僕らの今を創ってくれているんだって思いました。それはすんごいコトだと思います。
僕は同窓会で、メッチャやりたいことがあるんです。それは
人と人のつながりを素晴らしいものにすること。
つながる笑顔を創ること。
かつての成功や失敗、楽しさやつらかったこと・・・
全部まとめて持って来て下さい。
高校時代の時だけじゃないですよ。
あれから20年。出来ることなら、その時間すべてを受け入れて。
丸ごと肯定して、楽しんでやりましょう(^^)
今の僕らを創ってくれた感謝を込めて、一人でも多くの人に。
これを書いたのは4年前。その頃は「ゴキゲン」なことは書いてなかった。でも、ゴキゲンの元はここなんだろうなと今は思う。この時にこの思いにひたむきに頑張ったからこそ、今があるのだと思う。
この文章は案内ハガキにも添えた。ボクの担任は、この文章にいたく感動し、本当に当日を楽しみにしていたと言ってくれた。(でも、ボクを知らない人は、なんじゃこいつ?って思った人もいるようだ。)
そう、ひたむきに頑張った。
人からみたら些細なこと、とるに足らないことかもしれないけど頑張った。
少しずつ距離が縮まってきたけど、一気に変わったのは12月下旬だった。
それは、参加者が自主的に投稿してくれるようになったからだ。それはボクが9月下旬から投稿し続け3ヶ月経った時のことだった。
ある1人が自分の近況を報告してくれたのをきっかけに雰囲気が変わったのだ。
たぶん、ボクが毎日投稿してるのしんどいだろうなとか、ボクが何でも投稿してねと促しているのに固定メンバーしか投稿しないから可哀想だと思ったのか、もしくは自分のことを伝えたいと思ったのか、真相は分からないけど、彼女の投稿で一気に変わった。
そこから、ボクも無茶ぶりをした。
次お前投稿しろ!みたいに投稿した。
喋ったことない人に。
でもそれを面白がって投稿してくれたりした。
それはボクだけでなく、人と人がつながっていく瞬間だった。
ボクが手を挙げた同窓会は、同窓会前に成功したのだった。
結果的に130人くらいが集まってくれた。
超嬉しかった。
同窓会当日のページのタイムラインはえらいこっちゃになって溢れかえっていた。
そして、当日忙しくて楽しめなかったよ〜的な投稿したら、幹事労いの会を開いてくれた。
50人くらい集まったのかな?
(この話は嬉しいことがたくさんあるのでボクの心に閉まっておくことにする。物語のひとつの始まりでもあるしね。ね?)
最後に、ボクが同窓会前日に投稿したものを載せておく。1月3日が同窓会で1月2日に投稿したものだ。こんな投稿ができたのもみんなのおかげだ。
この投稿へのコメントは目頭が熱くなるものばかりだった。涙なしでは見れないとか、男性に泣かされたのは久しぶりとか、そんなコメントもいただいた。
みんなボクの虜になった(超誇張)
たかがFacebook、たかが同窓会だけど、ボクはこの3ヶ月半でかけがえのないものを手に入れた。あなたも、何かに向けて本気で取り組んでみるといい。過程がどれほど大切か、過程がどれほどのものをもたらしてくれるのか。それを知るといい。
本気になれば、その時ほしくなかった、ほしかった以上のものが手に入るから。
では、ゴキゲンで。
【最後の投稿】
9月21日にこのイベントページを作って3ヶ月と少し、毎日ちょっとだけ頑張ってきました。
同窓会をすると手を上げたものの、本当に俺はたくさんの人に来てもらうことが出来るのか?そう思ってました。今だから言えますが、その不安の裏返しで毎日投稿し続けました。超ポジティブ人間と自覚していますが、不安が全くない人間ではありません。仕事をしているときも寝ているときも、このことが頭から離れることは片時もありませんでした。
このFacebookがなければ、僕は直接連絡を取れる人が10人弱。僕のことを知ってる人も少ない。女性なんて連絡先知っているのは3人もいなかった。そんな僕が本当に幹事なんて出来るのかと。
ただ、やるからには一人でも多くの人に来てほしい。そう思い、出来ることはもうここに投稿し続けるしかないと決意し、実行しました。
当初は全然人が集まらない、返ってくる返信ハガキはほとんど欠席。結構つらい時期もあったりしました。
しかし、ちょっとずつ増えてくる人数。Facebookのいいね!とコメント。
みなさんが少しずつこのページを気にかけてくれ、最後にはみんなとの距離がすごく近くなった感じがして、めちゃくちゃうれしかったです。
かつて出会っていたはずなのに、心にはいなかった人たち。
その人たちがどれほどの支えになったか。
僕にとってはほとんどの人がそうでした。心にいなかった人たちに、心を打たれる感覚・・・。誰かさんの言葉を借りるなら、超ラッキーでハッピーです。これは本当に幹事をしてよかったと思える、最大の出来事でした。
ただ、心残りもあります。
連絡がどうしても出来なかったか仲間がいたこと
行きたい!と強く言ってくれているのに、同じ時間を共有出来ない仲間がいること
どんなに望んでも、もう二度と会えない仲間がいること・・・
どうしようもないことかもしれませんが、何とかしたい気持ちがありました。
今回同窓会、旧友との交流から始まる新友とのスタート。こういうイメージでいましたが、実は僕にとってもう一つ大きなテーマがありました。それは
【ふるさと】
今ここで住んでいる人、今は遠くに行ってしまった人に、故郷はいいとこやでっていうのを伝えたかったんです。
僕らが育ったまちは素晴らしいまちなんだって。
こんな素晴らしい人たちと過ごしてきたまちなんだって。
僕は、このまちをずっとつなげていきたいと思っています。
でもそれはもう簡単なことではない。
でも考えなくてはいけない。
人口減少が加速しているこのまちをどうにかしたい。
では僕には何が出来るのだろうか?
そう考え、出した答えの一つが
人の思い出をよりよいものにすること
でした。
住み続けたいまちにすること
住みたいまちにすること
離れたくないまちにすること
離れても、いつも心にあるまちにすること
そんなことを思ってもらうには、この同窓会を通して、僕らが共有した時間をよりよりものとして感じてほしかったんです。
過去の思い出を、ちょっとだけええ感じにしませんか。
それが僕の願いです。
最後にもう一回だけ、あの言葉を。
こんなことを考えながら、書いた言葉でした。
Thank you for being with me
僕らは同じ時を過ごしてきました。
400人を超えるという、たくさんの人たちと。
仲のよかった人がいます。
ちょっとだけしゃべったかな?っていう人がいます。
今でも全然分からない人だっています。
それでもね、このページを作ってから思ったコトがあるんです。それは
『たった一人でも欠けていたら、今の僕らはなかった。』
もし、たった一人でも欠けていたら、今とは全然違った世界になっていたと思うんです。
あなたが話した言葉
あなたがとった行動
あなたがうれしかった出会い
あなたがつらかった別れ
振り絞った勇気
したくなかった経験・・・
ほんの些細な事柄でも、その瞬間の一つ一つが交差して、そして積み重なって僕らの今を創ってくれているんだって思いました。それはすんごいコトだと思います。
僕は同窓会で、メッチャやりたいことがあるんです。それは
人と人のつながりを素晴らしいものにすること。
つながる笑顔を創ること。
かつての成功や失敗、楽しさやつらかったこと・・・
全部まとめて持って来て下さい。
高校時代の時だけじゃないですよ。
あれから20年。出来ることなら、その時間すべてを受け入れて。
丸ごと肯定して、楽しんでやりましょう(^^)
今の僕らを創ってくれた感謝を込めて、一人でも多くの人に。
Thank you for being with me
【そばにいてくれてありがとう】
あなたの過去の気持ちも
これからの気持ちも
あなたの周りも
未来のあなたも
ずっとつながる笑顔を、あなたらしく創りに来て下さい。
来ることが出来なかったあなたにも笑顔を届けます。
最高に心震える3ヶ月でした。ありがとう。
そして、明日よろしく。
明後日からもずっとよろしく。
発起人代表 藤田隆志
この3ヶ月半で、嫌いだった故郷が好きになったという人もいた。
その言葉は、ボクを幸せにしてくれた。
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— 藤田隆志🌙ゴキゲン (@sentakugokigen) 2017年12月9日