シンプルな話ですが、人は、思っていることとやっていることが違っていればそれはストレスになります。
思っている(思考)=やっている(行動)
この構図が出来れば人はゴキゲンです。
やりたいことをやっている場合は当然ゴキゲンです。もちろんそのやってる最中でも小さなストレスがあったりするものですけど(例えば人が思う通りに動いてくれない、等)概ねゴキゲンでいることが出来ると思います。
出来るだけこの構図に近づけるにはどうしたらいか。そんなことを書いていきますね。
①実際やる
これが最も簡単で早い解決方法です。しのごの言わずやったらゴキゲンです。でも、これは結構大変だったりします。大きな勇気が必要だったり、お金の壁があったり、体力の壁があったりするからです。
海外旅行に死ぬほど行きたい。オランダでこのプリンはオラんだーって叫びたい。そんな願望があっても、お金がなかったりパスポート発行禁止されてたりしたらそれは叶いません。
離婚。もう離婚したいと考えてて、でも先のことや周りの目や子供のことを考えると出来ない。これは本当に悩みどころだと思います。難しいです。オランダでオラんだって叫ぶのは簡単に諦めて北海道はでっかいどうっていうのに変更するのとは訳が違いますからね。
実際にやるという方法を取る場合は、勇気を出すか、そのやりたいことに向かってコツコツ進んでいく。そんなことしかないでしょう。
②思っていることを変える
前提を変える
先ほどちょっと書きましたが、思っていることを変えると、思っている=やっているに変更が出来ます。オランダから北海道に変更したのはその典型です。この方法はかなり有効だと思っています。
人は理想と現実の狭間で感情が動かされ悩みます。どうあるべきか、という思考の元感情が作り出され悩みます。
例えば、顔色をうかがってはいけないという思考があり→顔色をうかがっていない自分はゴキゲンで過ごしている姿を想像し→でも顔色をうかがってしまう。この過程を踏み人は悩みます。
こんな時、どうやればゴキゲンを選択出来るかというと、ボクは顔色をうかがってはいけないと考えている自分を変えるのが1番だと思うのです。
顔色をうかがってはいけないといのは、自分の価値観ではなく、環境から作り出された常識です。人の価値観といってもいいでしょう。その常識や人の価値観に自分を当てはめるから、それ自体が問題になるのです。自分自身が心から顔色をうかがってはいけないと思っているわけではなく、今までに作り上げてきた自分の理想と相反するから顔色をうかがってはいけないと思うのです。
でも、その思考を手放すとすごく楽になれるはずです。
人の顔色をうかがってもいい。
八方美人でもいい。
愛想笑いしてもいい。
一見してはいけないと思っていることを、してもいいと許可すれば全ての物事は問題になりえません。
だから、自分がダメだと思っていることを一旦立ち止まって、本当にこれはいけないことなのか、と考えてみてください。強盗、殺人など、明らかに法律違反であること以外はほぼいけないことはないって気づくはずです。
③過程の思考を変える
勇気は出せないし、人の顔色うかがってもいいとはなかなか思えない人はこんな思考を。
「出来なくても、ま、いっか。」
です。前提の思考を変えれない人はこれでいいのだと思います。理想に近づきたいけどそう出来ないことも含めて自分に許可を出すことです。出来なくてもそれでいいよって。それでゴキゲンは選択しやすくなります。
自分らしくゴキゲンになれる方法を見つけよう
個人的には上から順番、実際やる、前提を変える、過程の思考を変える、で自分を変えてくのがいいと思ってます。でもあなたの今の状況や性格で、これなら出来るかも、ていうのがあれば是非それから試してほしいと思います。
なんにせよ、思っている=やっている。今よりこれに一歩でも近づいたらゴキゲンです。ゴキゲンは勝手になるものではなく、選択するものです。行動や思考を変え、ゴキゲンを選択してくれたら嬉しいです。
では、今日もゴキゲンで。
【追記】
このblogをTwitterでシェアしたら、こんな感想↓をいただきました。
全部じゃないですが思ってることとやってることの距離を短くすることも意識してます。やれた感が次の行動のモチベーションにもなるので。
— トモミン2.0@逢いにいくITセラピスト&iPhoneソーシャル講師 (@tomolabo_) 2018年10月30日
①実際やる、について書いてくれたのだと思います。この感覚が分かれば1番いい、「実際やる」を選択しやすいのかもしれません。『一つの壁を乗り越えると、その壁は次は自分を守ってくれる壁となる。』そんな言葉も思い出しました。
もう一つ。blogを読んでくれた感想をシェアします。
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感想はレターポットまで。
https://letterpot.otogimachi.jp/users/14303
TwitterやFacebookでシェアしてくれたら超ゴキゲンです。
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これを読んで私は、目標に向かって頑張ってる時にも同じことが言えるなぁ、と思いました。
特に、
②思っていることを変える
・前提を変える
のところ。
例えば、マラソンのレースに出場する時に、私は3段階で目標を設定していて、その時の状態によって、目標を変えています。
①PB更新
②完走する
③スタートラインに立つ
こんな感じです。
本当の1番の目標は①PB更新だけど、それが理想だけど、思うような練習ができなかったり、体調不良や故障してしまったりした時は、②完走する、③スタートラインに立つ、というように、その時できるベストに目標を変更する。
思っていること(目標)を変えると、思っている(目標)=やっている(達成)に変更が出来るんじゃないかな?と思って。
少し前までは、0か1かしか考えられなくて、その1の目標が達成できなかった時、あ〜自分はなんてダメな人間なんだーって落ち込んでしまってた。
でも、こうやってゴキゲン思考を学ぶことで、100%理想の目標を達成でなくても、何か1つでも、少しでもできたなら、それでいいよ、って思えるようになった。
もしかしたら隆志くんがここでいいたかったことは、もっと内面的なことで違う意味かもしれないけど、神戸マラソンを控えている今の私には、こんな風にピンポイントで響く言葉でした。
ありがとう