ボクは以前クラウドファンディングをしたことがあります。
https://faavo.jp/kagawa/project/822
内容は少し変わってしまったんだけど、現在3件のお宅を無償で点検させていただいています。正直な話、点検を始めて、毎月の点検は全く必要はないなと感じました。2ヶ月から3ヶ月くらいの感覚で十分だなって。
それよりも、そこに住む人と話をすることが重要だなって思ってます。
今点検しているところは全部お年寄り。もちろんその方達を思ってサービスを始めました。(1件はお年寄りちょっと前くらいの方で、空き家管理という形になっています)
今は点検はおまけで、むしろ話相手になることを重点に置いています。望まれているのがそっちだというのが伝わってくるので。
話を聞くだけでニコニコしてくれるんですよね。だからそんなニコニコできる時間を味わってもらいたいなって思ってます。
ある一軒の方は、正直何を言ってるのか聞き取ることが出来ません。理解してあげたいけど、耳が遠くてこちらが何を言ってるかもイマイチ分かっていないようです。
そんな時、ボクは残酷かもしれないけど、何言ってるか分からないまま大きく頷いたらりニコってしたりしてます。それがこの人にとっては幸せなんじゃないかって思って。それはこの人のご機嫌をつくることができるんじゃないかって思って。
おそらくこの人たちは大きな悩みを抱えています。その悩みはほとんど一人暮らしであることに起因します。
ボクはその悩みを解決することが出来ません。でも、ひとときのご機嫌はプレゼント出来るんじゃないかなって考えています。今はその活動をしています。点検というよりも、話し相手になることに重点を置いて。
点検によるお金をいただくこともやめました。毎月お金もらう理由がないと感じたからです。(空き家管理で換気通風などをする場合はいただいています)そうではなく、気になるとこあったら言うてな、俺も外見でなんか気になるとこあったら言うけん。そんな感じです。(正直傷んでいるとこは何箇所もありますが、直さなくていいと思っていることがほとんどです。確かに損傷があるところではあるけれど、今後取り返しのつかない事態になるような損傷はそうそうないです。また本人が損書があると分かっているけどお金がないからしなくていいという場合も多いです。早く直した方が、と思っても本人もそうしたいけど出来ない場合があります。というか多いです)
今後も、このスタンスで続けていこうと思っています。活動内容は『話相手になる』で。
古き良き日本家屋の玄関で話をしてます。
何言ってるか分からなくて申し訳ないな〜って思ったりするけど、ニコニコしてるからこれはこれでいいなって思ってます。相手がご機嫌なら、ボクもちょっとだけゴキゲンですから。