年下のはずだから呼びつけでいいとして、ニシノアキヒロ。
彼はキングコングというコンビの芸人である。
ボクが記憶しているのは、テレビでの漫才。
この二人の漫才をみて驚いたのは、つまらないこと。
あ、面白くないという意味ではありません。
かまずに最後まで漫才を続けたってことことです。
内容より面白さより、実はその印象が残ってたりします。
めっちゃ練習してるやんっていう印象が一番残ってたんですね。
ちなみに、漫才は超面白いです。
間違いないです。
ボクが面白いというんだから間違いないです。
なんせB’zのデビュー曲を聴いて、これは超売れる!って確信出来た男ですから。
ニシノとカジワラという名前もはっきり出てこないし、カジワラの方はまだ下の名前が分からないけど、面白い。
でも、ぶっちゃけファンかどうかと言われれば全く違うかったんですよ。
あの時まではね。
あの時っていうのは、あの時。
ええーっと、Facebookで見た時です。
誰かがシェアしてて、ニシノのFacebookを見たんですね。
そこでシェアされていたのがこちら
この記事を見た時からハマりました。
最初のつかみからしてやべーなって思いましたが、その中身もすごかった。
で、この日を期にFacebookでフォローさせてもらって、今でも彼の投稿は食いるようにみています。
マジでいろんな取り組みしてるからマジでリスペクトなんです。
なぜかちょっと若い言葉を使ってしまいましたが、ホントそうなんです。
で、ニシノが本を出すということを知り、速攻で入手。
この記事を書くのは随分遅くなってしまいましたが、やっぱ感想まとめたいし、一人でも多くの人に読んでほしいから、シェアします。
魔法のコンパス、これはやばい本です。
これ、読んだ人はわかると思んですが、めちゃくちゃ分かりやすいのです。
普通と視点が違うから、結構難しい話になりがちなんだけど、内容がすうっと入ってくるんです。
この本には一切図は使われていません。図があったら説明しやすいのに、全くありません。
そう、必要ないんですね。
それがまず驚きでした。
難しいことを分かりやすく話すって才能です。
しかも、これからの時代に必要なセンスです。
これは磨いておいて損はありません。
で、一番やべーなって思ったのは、やはりその視点。
内容は買ってほしいから、あえて書きませんが、ニシノの考え方(個人的見解)をここで書きたいと思います。
彼はすべての物事に「エンターテイメント視点」をプラスしてみています。
なんでもない普通のことをどうしたら面白くなるか。
で、その着想がすごいんですね。
たぶんこれは、いろんな人との出会いや経験がつくっているんだと思います。
その原点は、好奇心。
心のままに素直に行動出来たから、こんな突拍子もない発想が出てくるんじゃないかと。
好奇心があって、それに素直に行動して、さらに彼の軸である「エンターテイメント」を取り入れる。
で、いろんな経験と出会いをそこに組み込ませる。
「着想」と「行動」と「編集」
いやはや、めっちゃスゴいです。
もう何回スゴいって書いたか分かりませんが、スゴいです。
一つくらい紹介してもいいのかな?
では、一つだけ御紹介。
ゴミがたくさん出るハロウィンイベントの翌朝に、ゴミ収集イベントとして、コスプレしてゴーストバスターズ。
あのゴーストバスターズですよ。お化けを吸い込む装置持ってるやつです。
そんなイメージでゴミ拾いをするのです。
たくさんの人が楽しみながら、問題解決をしてしまいました。
ホント着想と行動力がスゴいです。
そんな話や、お金の話、個性の話、未来の話、どれをとっても最高の本でした。
そんな本ですが、ちょっと最後はやられましたね。
めっちゃ感動しました。
でも、ここだけ見ても感動しないんですね。
全部読んで、この「おわりに」を読むとめっちゃ感動するんですね。
だから、あなたも買ってみてください。
この魔法のコンパス、絶対損はないです。
最後は、こんな言葉で締め括られます。
失敗したところで終わるから、「失敗」が存在するわけだ。
こけたら踏み出せばいい。
踏み出そう。
ワクワクしてる?