皆がコロナで本当に大変な時期を過ごしています。いつ過ごしやすい日常に戻るかどうかは分からないんだけど、この状況をなんとか乗り切りましょう。そのために出来ることを、ちゃんとやっていきましょう。
で、この人も出来ることをやりました。
それがこのツイート。
友達と会えない。飲み会もできない。
ただ、皆さんのこうした行動によって、多くの命が確実に救われています。そして、今この瞬間も、過酷を極める現場で奮闘して下さっている、医療従事者の皆さんの負担の軽減につながります。お一人お一人のご協力に、心より感謝申し上げます。 pic.twitter.com/VEq1P7EvnL— 安倍晋三 (@AbeShinzo) April 12, 2020
日本の総理大臣です。星野源さんの歌に合わせて家でいる姿をTwitterに投稿していました。
そしてボクはこうおもいました。
「この見せ方はない」と。
ちなみに言っておきますが、ボクは安倍総理が嫌いではありません。むしろ好きです。今総理大臣ってこの人しかできないのでは？と思ってます。しかしこの撮影はさすがにいかがなものかと。このツイートを見た時、今の状況でなぜこんな優雅な姿を載せるんだ？と思いました。あ、やっちまったな（絶対叩かれるという意味）と、想像力に欠けた脚本家がいるんだなとも思いました。
安倍総理自身がこの撮影を自ら進んで撮ったとは考えられません。今こういうこと（星野源さんが家でおどろうという曲を出していること）を知ることが出来るほどTwitterや芸能ニュースは見てないだろうし、そもそもがこういったものは周りの人が考えるのだと思ってます。だから総理が率先したわけではないでしょう（まあ最終判断は総理ですが）
ボクは、この曲はこの状況を乗り切ろうという思いから出来た曲だと思います。そしてそれを歌ったのだと思います。だから特に、感染してしまった人や、その周りの人、そしてコロナで大きな経済的ダメージを負った人を癒やすため、励ますために書かれた曲だと思うのです。
それが、こんな優雅な姿を載せたのならさすがに反感をもらうのは当たり前です。こんな生活が出来ないから困っていおるというのに、なぜ「見せつける？？？」という思考の人たちが現れることは容易に想像出来るはずです。お金が回らなくて困っている人がこれを見たらどう思うか？の観点が完全に欠けています。少なくともボクがその状況に陥っていたら開いた口が塞がらないと思います。本当にこの姿は載せるべきではありませんでした。ありえないレベルです。
ただ、星野さんとのコラボという発想自体はめちゃくちゃよかったと思います。人気があり、真剣にコロナ被害のことを考えてくれてる人と、日本の総理とのコラボ。めっちゃよかったと思います。気の利いたフリップで何か言葉を表現すれば素晴らしい動画を配信することが出来たんじゃないかって。そう思うと本当に残念です。
ボクはゴキゲン思考というものをいつも発信し、少しでもみんながゴキゲンに生活出来ればと思ってます。そしてゴキゲン思考で最も大事なことは「想像力」です。この想像力に欠けていたら人はゴキゲンになれないし、人をゴキゲンにすることも出来ません。この編集した人はマジで反省してほしいと思います。本気で日本のことを考えているのなら。
そんなことを思っていたら、友人がこんなツイートもしていました。
このような動画を撮影して
編集して発信してる時点で
総理は休めてないんやなぁ
という想像力は持っていたい。今夜も感謝とともに眠りましょう。 https://t.co/RMJLF7RDB0
— 林 貴史🌕チャン(かけだしロビイスト) (@lobbyist_chan) April 12, 2020
このツイートを見た時、ああ、ボクも想像力が欠けていたなと思いました。やり方はとりあえずおいといて、なんとかしようと頑張った。忙しい中この撮影に望んだ。そして何より「少しでも国民のために」と考えていたことを置き去りにしてしまってました。このツイートを見て、ちょっと反省をしたものです。はやっしー、いいツイートをありがとう。
でも、でも、
やはりこの動画はあかんかったんじゃないかなと思います。
想像力。
マジでマジでマジで大事です。
この夜の９割９分は想像で出来てるんですから。
