あなたはマズローさんを知っていますか?
あの有名なマズローさんです。
アブラハム・ハロルド・マズロー(Abraham Harold Maslow)
簡単に言えば、人間の欲求レベルを五つの段階に分けて説明した人です。それで有名な人です。
次のリンクがよく分かると思います。↓
第一階層の「生理的欲求」は、生きていくための基本的・本能的な欲求(食べたい、飲みたい、寝たいなど)。この欲求がある程度充たされると次の階層「安全欲求」を求めます。
第二階層の「安全欲求」には、危機を回避したい、安全・安心な暮らしがしたい(雨風をしのぐ家・健康など)という欲求が含まれます。
この「安全欲求」が充たされると、次の階層である「社会的欲求(帰属欲求)」(集団に属したり、仲間が欲しくなったり)を求めるようにます。この欲求が満たされない時、人は孤独感や社会的不安を感じやすくなります。
ここまでの欲求は、外的に充たされたいという思いから出てくる欲求といわれます。
そして、次に芽生える欲求は、第四階層である「尊厳欲求(承認欲求)」(他者から認められたい、尊敬されたい)です。ここからは外的なモノではなく、内的な心を充たしたいという欲求に変わります。
「尊厳欲求」が充されると、最後に「自己実現欲求」(自分の能力を引き出し創造的活動がしたいなど)が生まれます。
このマズローさんの欲求は、人間の心理の話なので、仕事には結びつかないこともあるのですけど、ちょっと無理やりにでも当てはめてみましょう。それを、瓦屋根で当てはめてみるというちょい無理目な感じですけどやってみましょう。
今。瓦屋根当てはめるとしたら第二の欲求、安全欲求でしょうか?第一欲求の、食べたいとか寝たいとかにはちょっと当てはまらない?ですからね。
でね、次からの階層、社会的欲求や尊厳欲求、自己実現欲求を瓦屋根で満たすことが出来れば、また瓦屋根隆盛時代が来るかもしれない???とちょっとだけ思います。
ボクが住んでいるところ三豊市では、瓦屋根は確実に尊厳欲求の対象だったんです。
瓦屋根にすることで社会的欲求を満たしていたのですが、その次にめっちゃ棟にこだわるとか、豪華な屋根形状にすることで他者から認められたい、尊敬されたいという風潮は確実にありました。
今の時代にこのような写真ぽい屋根を求めるのは、完全にナンセンスだと思います。ただこの形や考え方を変えて、尊厳欲求を満たしてもらうのはアイデア次第で出来ると思います。
このアイデアは本当に振り絞って出すしかないと思うんですけど、これも、瓦屋根が選ばれるためには考えなくてはいけない思考法だと思います。
さあ、いつも頭の中はちょっとだけオシャレな屋根をイメージしてみてください。
そして、人がビクリツするようなアイデアを出してください。
屋根屋さんのあなたも、そうでないあなたも^^