ボクはゲーマーではなかったけど、人並みにゲームはしてきました。ドラゴンクエストシリーズは7?まで、ファイナルファンタジーシリーズは10?までしました。2大巨頭のこのゲームはしている人も多いと思います。特にストーリーとしては、ファイナルファンタジー7。確か初のポリゴンRPGだったのでその衝撃は凄まじかったのですが、最後のボスのコピーが主人公かもしれないという点や、ヒロインが序盤でマジで死んでしまうとか、それはそれは斬新なストーリーだったと思います。
懐かしい人もいるのではないでしょうか。まあまあの確率で7くらいまではみんなやっているような…
とまあ、昔はめっちゃ面白いゲームがありました。楽しさや操作性などの作り込みも半端なかったのですが、何より「ストーリー」が凄過ぎました。感動の場面や泣かせる場面がたくさんあったのです。
また、強い敵を倒せるようになる「経験値」を上げる作業は面倒くさかったですが、レベルアップの音を聴いたりメタルキングスライムが出てきたりするのは本当に嬉しかった。逃げられた時は超ショックでしたけどね。
ここからはかなりの主観で書きます。いや、今までも主観でしたがここからは反論があることも止むなしとして書いていきます。
ボクはたくさんのコミュティーにいますが、その一つに、「モンスターストライク」をしてる人が多いとこがあるんです。ボクはしてないのでその話になると会話に参加しないんですけど、めっちゃ楽しそうにしています。まあそれはいいことかもしれないんですがね。
ボクは、最近のゲームに警鐘を鳴らしたいのです。なぜかというと、「課金の弊害」が大きいように思うから。ちなみに課金すること自体が悪いとは思っていません。課金する理由の、「今」の理由が嫌なのです。
なぜ警鐘を鳴らしたいかというと
「経験値」も「強いキャラ」も「強い武器」も課金で買えるからです。課金さえすればすぐに最強になれるんです(例外もあると思います)
まあこれはボクはどっちでもいいのです。課金制度が悪いっては思っていないから。ボクが本当に危惧しているのは、課金制度の二次弊害。それは
シナリオがどうでもよくなった。
ということなんですよね。
ゲーム会社は、特にスマホゲームは課金してもらう設計にしなければいけません。なぜならアプリ入手は無料にしておかないと消費者は手を出さないんです。だからまずは無料でプレイしてもらって、中身で面白いと思わせて課金させないといけないんです。で、今はその課金設計が「誰かに勝つこと」のみなんですよね。それはゲーム内のキャラだったり、ネット上で繋がった人達だったりです。
いいガチャ引いたっていうのは聞いたことありますが、感動して泣いたとか、次のシナリオが楽しみっていうのは一度も聞いたことがありません。
ボクはそこに危惧しています。
主人公が石になって幾念月が経ち、息子と娘が成長しその石化を解いてくれて世界を一緒に救いに行く。
敵を倒すと平和が訪れるが、その敵を倒すためには一人犠牲にならなければいけない。
最後のボスが親父だった。
そんなストーリーでボクらは感動を覚えたりもしました。でも今はストーリーはほぼ無視で、「いかに人の上に立つか」が面白さの基準になっていると思うのです。
ボクはこう思います。スマホゲームはその構造上課金の理由をつけなければいけません。その理由はシナリオではなく強さだと思います。それが手っ取り早いんで仕方のないことです。
だからボクはもっともっと、映画を見たりドラマを見たり小説を読んだり漫画を見たりするのがとっても大事だと思ってます。あ、プロレスも楽しいです。スポーツで贔屓のチームがあることもめっちゃいいことだと思います。
シナリオや、そのシナリオの背景を楽しめるような社会。それがすごくいいと思うんですよね。
スマホゲームがダメだとは言いませんが、特に親の立場なら、「これは感動するか?」という判断を自分の基準に加えて子どもたちに何をさせるか?を考えてもいいと思います。心揺さぶられる経験は、生きていく上できっとプラスになるからです。
最近思っていたことをblogにしてみました。あなたも共感してくれたら嬉しいな。
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