一瞬にしたくないことを一瞬にしてしまおう。そんなことを思って撮ったんだ。
少年の心を持っていたいと願いながらも中年の発想から抜け出せない大人達。自分が作った虚構の常識に縛らながら生きていくことを選んだのはそう自分自身。いつしか心はそう生きることで満たされるようにもなっていた。安心こそ最強。安定こそ最高。しかし時にはそれを求めて叶わないことに心を壊される日々を過ごす。
生きるって一体何なんだ?
答えのない答えを探してまた人生を憂う。憂いながら死に向かって生きて行く。生きることを放棄し生き延びることだけを選びながら。繁栄を捨て停滞を選択し、情熱を捨てたことで心へガソリンを注ぐことが出来なくなった。
これは、そんな世界とは関係ない男達の物語。自ら世界を作ると決め旅立った男達の物語。
ないものを探そう。
あるものを見つけよう。
忘れたものを取り戻そう。
記憶をつくろう。
星に願いを。そんなことは星はしない。星は自ら願いを叶えるために大好きな足を買う。足はもう古くてボロボロなんだけど、ドアが外れそうなんだけど星は死ぬほど足を愛してる。それに応えるかのようにノスタルジーを携えて足は走る。
アフロはとにかく星が好き。新しいおもちゃを手に入れたように、でもそれを生まれた時から欲しがっていたように。でもその行為は全部星をおちょくることで表現される。星はその鋭い目で無視したりツッコんだりラジバンダリ。
砂漠はいつもそれをにこやかに感情なく見ている。
そんな彼らが出会った奇跡。
それが
一瞬にしたくないことを一瞬にしてしまおう。そんなことを思って撮ったんだ。
ースピンオフ小説、『星とアフロ、ときどき砂漠』より序章を抜粋ー
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物語の主人公達のとの会合は素晴らしいものでした。心の声を素直に聞いてあげる人たちのパワーは凄まじく、こちらがゴキゲンにしてもらえます。
ボクはずっとこんなことを言い続けてます。人生は誰とどこで何をしたか。その時、どんな気持ちだったか。その繰り返しだと思う、と。
寒い寒いと言いながら鍋をこんな感じでつついたこの日は、ボクにとってかけがえのない思い出となりました。そしてその事実はボクを心豊かにしてくれます。良き思い出となってね。
まだまだ全国各地に出没します。見かけたら声をかけてあげてくださいね。きっとそれはあなた自身をゴキゲンにしてくれます。
そして、アフロが運営するオンラインサロンを一度覗いてみるのもいいかもです。
ボクはこのサロンの主人公の一人です。そしてメンバーの一人一人のスピンオフでもあります。強制はもちろんしませんが、超絶おすすめします。そもそもボクが入っているのだから魅力がないわけありません。
あ、最後に謝っておきますが、冒頭の小説はありません。これとは全く違う小説をアフロことわいざんが書きますので是非お楽しみに。