どうも、昨日かまたまキッチンというお店で卵かけご飯を昼食にしたゴキゲンカウンセラーのゴキゲンです。『ヨロコビ経営』で社員さんがイキイキ働ける環境作りのサポートをしております。個別カウンセリングもやっております。《めっちゃ美味しかったです》
※セロトニン、オキシトシン、ドーパミンはそれぞれ「幸福物質」と呼ばれています。
さて、今日は前回に引き続き、『頑張る』について書きます。今日の記事は『職場での自己肯定感がグーンと上がる』という井上智介さん著の本から抜粋で、ボクの考え等を足したものです。
まず、カウンセラーという立場で述べるなら「頑張ろう」という言葉は心が弱っている状態の方にとってはNGワードです。心が弱っているということはその前に何かしらの原因があり、そんな人は「いっぱい頑張って来たのにこれ以上頑張らなくてはいけないの?」という思いや「頑張りたいけどもう無理」という精神状態になっています。そして、繊細な人や、誰かの期待に応えたいという思いが強い人にもNGワードとなることが多いです。繊細な人はたとえノーマル状態でも傷つきやすく、誰かの期待に応えたい人は無理をして頑張ることが多いので、心身に異常を及ぼしてしまうんです。以上のことによって「頑張る」という言葉は注意が必要です。
そこで、この本に書かれてたのが面白いので紹介します。それは、「6種類の頑張る」の使い分けです。
①全力で頑張る
②ちょっと頑張る
③出来る範囲で頑張る
④ぼちぼち頑張る
⑤余裕があれば頑張る
⑥誰かが頑張るでしょう
言う側は、上記のような状態の人(心が弱っている人)に対して、状況に応じて⑥から上に向かって言うのがいいです。まあホントは「頑張る」というワードは使わなくていいんですけど、回復してきたなと思えた時は⑥から若い番号に向かって使っていきましょう。
この6つは「自分に対する言葉」という意味合いが強いです。やらないといけない時は全力で頑張ると奮い立たせる、無理しない程度で頑張ろうと思った時はぼちぼち頑張るとか。そんな感じです。
なぜこんな形に分けた方がいいのかってのは個人的に理由が3つあります。一つはそのまま自分で選ぼうってことですね。全て全力で頑張るとしんどいですから段階的頑張り方があることを把握しておきましょう。2つ目は普段として、心が弱っている時に頑張ろうと言われた時に耐性を少しでもつけること。「段階的頑張ろう」があるんだなと理解していることで、いざ言われた時に気持ちに余裕が出ます(知らない場合と少しは違うはずです)。
そしてもう一つは、これは「やらなくてはいけない」ことをちゃんとする理由を作ることです。実は頑張るとは、「やりたくないけどやらなければいけない」ことが多く含まれます。そんな状況の時には全力で頑張るか、やらないか、という2択になってしまうとヘトヘトになりながらも前に進むか、先に進めないかになってしまいます。じゃなくて、頑張るということにもどのように頑張るかの選択肢を作ることで、先にも進めるし停滞もしないというチョイスが出来るんですよね。だからこんな考え方がいいんです。(ボクはね☺)
カウンセラーの一つの役割として「予防」があります。この予防の意味は、もしもの時に心が沈まないように普段どうすればいいかを伝えることです。今回のことも、ずっと覚えてるのは難しいですけど、深層心理に少しは残るはずなのでシェアしています。
では今日もゴキゲンで🌙
読んでくれてありがとう。