ゴキゲンよう。ゴキ・玄米です。
いや、藤田隆志です。最近ゴキゲンさんと呼ばれることが多いので、玄米ではなくゴキゲンさんとか藤田さんとか呼んでください。
LINE@でこんな質問をいただきました。
お姑さんとの関係の悩みです。
どうしても許せない、いや、許したくても忘れられなくて苦しい出来事や誰かに言われた言葉ってありますか?
私にはあります。
お姑さんに言われた言葉ですが、何年も前のことなので爆発するような怒りではなくなってるけど、どうしても忘れることができません。
私だけでなく、私の娘の存在自体を否定するような言葉を言われました。
今はお姑さんに感謝もできるようになったけど、やっぱり最後の最後でその言葉が脳裏に浮かんで、どんなによくしてくれてももうどうしても好きにはなれません。
子供たちにとっては大事なおばあちゃんだし、私がそんな思いを根に持ってることは微塵も出してないので、お姑さんはまさか私に嫌われてるとは思ってないと思います。
もうそのことは忘れてしまった方が楽になれるのはわかっているのですが、どこかで忘れてしまいたくない、許したくないという思いもあり、おそらくそんなことを言ったことなどこれっぽっちも覚えていないであろう姑にいつか「あなたはこんな酷いことを言ったんですよ、覚えていますか?あなたの娘が同じことをされても何も思いませんか?」と言ってやりたい、と思う気持ちもあります。
いつもいつもずっと頭にあるわけではないけれど、また昨日ちょっと嫌な思いをしたこともあり、またそんな気持ちになりました。
そんな繰り返しなので、またすぐにゴキゲンを選択できることはわかっているのですが、時々訪れるこのブラックな自分が好きではありません。
そんな風に誰かを憎むこと、どうしても忘れられない許せないこと、ありますか?
もしあればどうしてるのか、そして私はどうすればいいのか、意見を聞かせてくれたら嬉しいです(^-^)
まず最初に質問に答えると、ボクは今んとこ誰かを憎む状況にはなっていません。けど今後は分かりません。大切な人がボロボロに傷つけられたらありえないほど怒るでしょうし、その怒りが憎しみに変化するかもしれません。
忘れられない一言はあります。まず、悪い方の忘れることが出来ないことがあるんですが、これはここでは言えないので個別にこの質問者に返信しておきます。今は全然大丈夫なんですが、それを聞いた時は我を忘れて怒りました。
良い方の忘れられない言葉もあります。それはボクが小学生の頃に聞いた親父の言葉で「ワシは3という数字が好きや」です。マラソン大会で小五までずっと3番で、1番が取れなくて辛い時に親父が言った言葉です。頑張った結果かけてくれた言葉がこれ。もしかしたらこの言葉がボクのアイデンティティーになっているのかもって今思いました。次は絶対1番を取れとかでなく、この言葉ですから。
と、話がそれた。
まず、相談者の悩みは、ブラックな自分を好きになれないことです。
だから、ブラックなままの自分を好きになれば問題は解決します。
いきなり結論を書いてしまいましたが、ここからは投稿を細かくみていきますね。
まず、もちろん忘れることが出来れば一番楽になれると思います。でもそれはもう全ての人が分かっている通り、無理です。もうその出来事をなかったことには出来ません。人間は負の感情ほど覚えているものです。さらに質問者(以下オンさん)さんは何年もこの出来事をちゃんと覚えている。だから尚忘れることは出来ないと思います。
だからまず、忘れようとしなくてもいいと思います。きっと同じようなことがあればまた思い出すだろうから。
そしておそらくですが、お姑さん、オンさんにとって日常でもちょっとイラっとすることや、理解出来ないことが多いんじゃないでしょうか。姑さんってのはちょこっと歪んだ愛や自分勝手なことも多々ありますから。きっとそんなもんです。で、普段以上の嫌な言葉に出会ってしまうと、もう爆発してしまう。爆発といっても外には出せないから内で爆発し心が負に侵食されていきます。
そしてこの場合やっかいなのが、相手が悪いって思うだけなく、相手が悪いと思ってしまう自分こそが悪だ、って思ってしまってるんですよね。これは優しい人に多く見られがちな傾向です。
もっと大らかな心を持てればいいのに。
もう済んだことだから許せればいいのに。
どうしてゴキゲンが選択出来ないのだろう?
とかです。
相手がアンポンタンだから仕方ないよねー。で終わることが出来ない優しい人だから悩んでるんですよね。
ということで、さっき書いた結論なんです。
全てが許せる聖人君主のような人はいません。聖人君主の意味は知りませんが、あらゆる全てのことを完全に許せる人はこの世にいません。もしそれが出来る人がいたとしたらその人は感情破綻者です。喜怒哀楽の全てを一切味わうことが出来ない人です。だから、今のままでもいいんです。
義母を嫌ってはいけないとか、あのことを許すことが出来ないとか。
嫌いって思うと子供に悪い、旦那に悪い、自分もしんどい。そう思うかもしれないけれど、それは常識という他人の価値観で自分を判断しているからです。
もっと、自分の気持ちに正直でいてもいいんです。
大丈夫。嫌は嫌のままでいいですよ。
嫌という感情が出て来た自分を、受け入れて大丈夫。
でね、感謝は出来ていると書いてるのがめっちゃいいです。最高です。
でも、ありがとうと思える部分もあれば、この人ほんとここはアンポンタンやって思うこともあるじゃないですか。そしてその部分は苦手とか嫌いとか思うじゃないですか。
全然オッケーだと思います。
そんなことを思いながらしたツイートがこれ。
自分を嫌いだっていいじゃないか。
落ち込みやすいのがイヤ
妬むのがイヤ
ブラックなとこあるのがイヤ
小さいのイヤ
大きいのがイヤ
おでこが広いのがイヤ嫌ってはいけないと思うから悩むんだ。
嫌いでもいいと思えたら、また変わるよ。大丈夫。
ゴキゲンは都合のいい解釈だから。#朝ゴキゲン— 藤田隆志🌙ゴキゲン (@sentakugokigen) 2018年12月13日
自分のことが嫌いだっていう自分をそのまま好きになってください。(笑)それが自分を嫌いでもいいと思えることでもありますからね。
そして
〜しなければいけない。
〜してはいけない。
そんな思考ともおさらばしたらいいです。
好きでならなければいけない。
嫌いになってはいけない。
そんな思考とおさらばしたらいいんです。
でも、
〜しなければいけないから解放されなければいけない。
〜してはいけないから解放されなければいけない。
そんな思考ともおさらばしといてくださいね。
緩やかに、豊かに。
そんな感じでいいですからね。
大丈夫だよ。
今のままで大丈夫。
そんなあなたでいいですから。
もちろん素を表現出来るようになればいいけど、それも、緩やかに、豊かにね。
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少しでも多くの人がゴキゲンになれますように。
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感想はレターポットまで。
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