LINE＠の質問回答　〜Q.自分を認めることが出来ません〜

少し前から今年も寒さが本番になってきました。けどまだ昼間は暖かい感じもするし、服装に迷います。寒いか暖かいかどちらかにしてほしいな〜なんてちょっとだけないものねだりをしてしまいます。

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先日LINE＠でこんな相談がありました。

自分を認めることが出来ません。性格、能力、容姿。自分を好きになるって何から始めたら良いですか…

名前に意味はありません。目の前にあるお菓子から付けただけです。

まず前提の話をします。

ボクは相談者の容姿は全く分かりません。おそらく女性だと思いますが、そこも定かではないです。９９％くらいで女性です。能力も分かりません。何の能力のことを言っているかも分からないです。少しだけ分かっているのは性格だけで、生きてきた背景も年齢も分かりません。

実際にお会いして話をするとまた全然違った応えになるかもしれないけれど、その前提でこの相談に乗ろうと思います。この文章を見てだけの、です。

ボクはゴキゲンライブで、ボクなりの幸せの定義を話しています。それが、「自分が好きで、人が好きで、ここが好き」なら幸せです。

ゴキゲンライブ全公開②　ー幸せの定義ー

こんな感じです。自分を好きになることが幸せの一つの条件としています。

でも、ボクはそれ以上に大切にしている価値観があります。それが、「出来なくてもそれでいい」です。

出来なくても、それでいいよ。

世の中のだいたいのことが出来ないよりは出来た方がいいです。勉強だって出来た方がいいし、スポーツだって出来た方がいい。出来ない方がいいのは悪事くらいだと思います。

でも、自分が思うように出来ないことの方が多いんですよね。ああだったらいいなとかこうだったらいいなとか。多くの人がその願望や欲望がそのまま悩みに直結しています。理想や憧れがあるかぎりそれはそのまま不安や悩みになるんですよね。

そうなんです。願望や希望、欲望、つまり「望み」があるから不安や悩み、心配が現れるんです。

ここに立ち向かうためには、正しく劣等感を持つことです。

現状が劣っていると思っているのなら、じゃあ今からどうするか、という思考を働かせる。それがとっても大切なことです。そしてその思考に従って行動する。つまり劣等感をバネにするってことですね。

これが一般的にはとっても大事なことだと思いますし、相談者のタイプや状況によってはこのことを強く押すと思います。劣等感をバネにして行動しようねって。それが大切だよって言うと思います。出来ないなら出来るように頑張ろうってことですね。しっかりその問題と向き合ったり、工夫したりして頑張ろうよって言います。

でも、とうもりこさんの場合は、その前段階で意識していてほしいことがあるんですよね。

それが、出来なくてもそれでいいってことです。

ちょっとここからは人に見られている意識をもうやめて、ダイレクトにもりこさんに伝えるつもりで書いていきます。

俺ね、自分の顔はそんなに好きじゃないんよね。目は本気で世界一綺麗だって思ってるけど、コンプレックスもちゃんとあるんよね。一つは眉毛。短い眉毛、好きじゃないです。目の長さよりも短い眉毛。どうにか生えてくれよっ思うし、でもメイクするのもおかしいしって思ってます。眉毛はまあまあネガティブなとこんよね。

オデコも広く広く広くなってきたし、これも生え際見るのがまあまあ嫌。顔の半分額やからね。似顔絵描きやすいんやろな〜って思ってる。まあまあネガティブ。

でも、そんなことより圧倒的に嫌なのが歯並び。これはまだまだ強烈なコンプレックス。歯を見せて笑うってことが出来ないのよね。俺は自撮りそれなりに撮るけど、今まで歯を出した笑顔を撮ったことはありません。だって見せたくないし見られたくないもの。「あの人歯並び悪いな〜って思ってるよね絶対」という声なき声が聞こえてきそうで、まだその問題はクリア出来てないです。そんな自分も認めて、歯並びくらいどうってことないやん思えればいいけれど、無理なんよね。ここはきっと一生この問題と生きていくんやろうなって思ってる。

でも、それでもまあいっかーって思ってるよ。

それで死ぬようなことでもないし、ちょっとだけ受け入れることが出来てればいいかなって。

ここでいう受け入れるは、出来ない自分を受け入れるってことね。

もりこさんの容姿、全然イケてるやんとはよう言いません。だって知らないから。それでテキトーにそんなことないから大丈夫だよとはとてもじゃないけど言えません。それはやはり俺的には無責任やからね。容姿がどうであれ、本人が気にしているのならそれは事実がそうではなくても認識がそうなんだから。

全部認めて開き直っちゃえばいいやん、ともよう言えません。それが出来るなら問題は問題じゃなくなるけど、きっとそれは難しい。ゴキゲントレーニング（ゴキゲンになっていくトレーニングの一つ）に、「面白く考える」というのがあるんだけど、それもそう簡単には出来ないよね。

今できることは、そのネガティブな気持ちを吐き出すこととだと思うんだ。そして、今そのネガティブな気持ちがあるってことを認めることだと思うんだ。

誰かに聞いてもらうことで少し心は軽くなると思う。聞いてくれた人もおそらく解決策は持っていないけど、それでも少しは心は軽くなると思う。もしそんな人がいなければ、紙に書き出してもいいと思うよ。紙に書き出して、それをそっと捨てるとか燃やすとか。それで今の気持ちから少しずつオサラバしていくってのもあるからね。今の気持ちから解放されるとか、卒業するとかそんな捉え方をするとまた変われるかもしれないよ。

自分のことを好きになれない自分も丸ごと好きになれたらいいね。でもそれもすぐには出来ないと思う。ゆっくりゆっくりでいいよ。今はまだ自分のことを好きになれなくても、いつかは出来るようになるから。大丈夫だよ。

そして、今自分のことを好きになれなくてもいいから、ちょっとだけ先の未来に、自分のことを好きになっている自分を想像してみて。それも難しいかもしれないけど、ちょっとでもいいから。想像だけは自分の自由だから。想像だけは自分の思い通りでいいから。そこから今の現状を考えるんじゃなくて、まずはその未来の自分に身を置いてみてね。

そしてもう一つ。

いつか自分の心と向き合うために今は気持ちを逸らすのも構わないと思います。それはベストではないけれどベターの選択の一つではある。そこに気づき選ぶのならそれもまたゴキゲンです。問題に立ち向かわないのは逃げではなく、より良くなるための手段です。

って考えてもたまには、ね。#朝ゴキゲン

— 藤田隆志🌙ゴキゲン (@sentakugokigen) 2018年12月17日

この相談を考えながらも書いたよ。

全然関係ないことに身をおくとか、没頭するとか。そんなこともいいと思うよ。例えば、タモリさんのように「日本の坂」に興味があればそこに行ってみるのもいいし、甘いものが好きなら超美味しいものをお取り寄せしてみるのもいい。ランニングや水泳で体を動かしてみるのもいいし、今まで一度もやったことがないラクロスに挑戦するもの、囲碁をするのもいい。体を癒すためにビューティーサロンもいいね。

リフレッシュとリラックス。

それもきっと選択出来る。無理のない範囲でやってみてね。